服部半蔵(服部半蔵正成)…1542〜1596・徳川家康の父広忠に使える半蔵保長の5男。 服部半蔵といえば!明智光秀が織田信長を討った本能寺の変の時、家康を絶対絶命の危機から救い出した、伊賀忍者☆今日は彼のお話をします。 1582年、徳川家康は本能寺の変の時、堺にいました。お供は僅か40人だけ。一攫千金を狙う野武士が多い時代…勿論、家康も命を狙われ、死を覚悟したといわれてます。(切腹もしようとしたとか…)そこで登場するのが、服部半蔵。伊賀者達が警備が出来る、伊賀山中を抜け伊勢白子から海路三河に帰るコースを家康に進言したのです。そして見事脱出に成功させました。服部半蔵の他にも、商人・茶屋四郎次郎が先回りをして、金子(金貨)を野武士や農民に「徳川殿の慈悲である」と触れながら配って歩き、家康の命を狙う輩の気勢をそいでいった事も脱出の手助けになりました。この出来事を『神君伊賀越え』といいます。 この他にも、家康の長男・信康が信長により切腹を命じられた時、半蔵は介錯(切腹する人の首を切る・こと)を命じられましたが、「主君の長男を斬る事は出来ない」と辞退しています。半蔵はこの頃から強い忠義心を持っていたのです。 私は家康はいつまでたっても好きになれませんが(笑)家康の主君を大切にする家臣達は大好きです☆ 明日は『ひ』です♪