猛者…[意]勇敢で荒々しく強い人。 強い人、大好きです☆歴史上には沢山そんな人達がいます。今回は、『三国志』の猛者を語ります! さて、三国志には沢山の猛者・英雄が出てきますが…やっぱり、蜀の関羽と張飛です!関羽と張飛だと性格は全く違うのですが、自分の手柄や身分や物以外より、蜀の我が君こと劉備の為に戦った人物かなぁって思います。 まず関羽の方は劉備の義弟にして張飛の義兄にあたる人物。敵の大軍の中まっしぐらに駆け込んでその大将の首をとってきたりと、凄まじい戦闘力の持主。でも部下を大切にする優しい一面もあったり、敵といえども恩を受けたら、きっちり返す人情派だったりもします。 そして張飛は劉備・関羽の義弟。彼は、一人で一万人の敵に匹敵する強さの持主と言われてます。張飛の怖さ?強さ?を知るので分かりやすい「長阪橋の大喝一声」というのがあります。これは、劉備軍が惨敗し数十人で敗走してる時に、張飛が一番後方に立ち敵の追撃を食い止める役を受け持った時の出来事。その際に張飛は長阪橋という橋を斬り落として、敵に向って「張飛とは俺のことだ。命を賭けて戦おうというなら、かかってこい!!」と叫んだらしいです。すると敵は恐れ誰も近付かず、劉備達は逃げ切れたのです。そんな張飛は関羽と違い、忠誠心は過剰なくらいあったものの、部下は大切にしない人で…部下の裏切りによって彼は最期を迎えてしまいました。 私は三国志を読んでると必ず、途中でストップします。鬼神の如く戦ってきた彼等の最期は読みたくなくて。1800年くらい前の出来事は全てがリアルに感じれないのに、死というものだけは、どの時代でも同じで。あっけなくて。一週間くらいうだうだしてから、彼等の最期を見届ける決心がついて、続きを読みだします。 さて、彼等だけじゃなくて、三国志には沢山の猛将がいます。日本にもいます。彼等はやっぱり、ただ強いだけではなく、高みを目指す志の強さや、主君を想う強さがあったからこそ、名を残しているのかなぁって思います。 明日は、『や』です☆