歌川国芳…1797年〜1861・浮世絵師
国芳さんの絵を初めて見たのは、博物館へ行った時「何か無いかなー」っと、プラっと立ち寄った売店でした。浮世絵や日本画への興味は皆無に近かったのですが、作者は問わず、鳥獣戯画とか妖怪絵だけは好きで、その時に猫と金魚のポストカードを発見!その作者が歌川国芳さんでした。
初めて見た感想は「なんだコレ?かわいいっ☆」でした。金魚のは、金魚が笑った様に見え、しかも二足?(尾ひれで)立ってるし、猫のは着物を着て船に乗ってるし…なのに、凄く繊細でリアル。面白いなーと思いました。
そして、ハマり、もっと知りたくなって、図書館へ行ったり、画集を集めたりしました。初めて画集を見た時、…プロに対して失礼な話なのですが、「上手だな。キレイな色だなー」って思いました(笑)でも、知識や興味がゼロの人間を引き込めるって凄いと思うんです。こうゆう、説得力のあるモノに出会えた時に、凄く嬉しい気持ちになります。
国芳さんの御陰で、浮世絵=難しいというイメージが無くなりました。もちろん、猫や金魚だけで無く、武者絵や水滸伝シリーズ、妖怪等、迫力ある、わくわくするのもステキです☆☆私のオススメ人物は、国芳もやう(模様)正札附現金男(全10枚)の野晒悟助!この人物の着物が髑髏模様なのですが、よく見ると、この髑髏は猫のかたまりなのです!下駄もさり気なく髑髏模様。あと、迫力なら鬼童丸!動物見立てだと、全部です☆
歌川国芳さんの画集を秋の夜長に是非どうぞ☆
明日もお楽しみにっ♪